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不同沈下もしくは不等沈下(ふとうちんか)とは建物が不揃いに沈下を起こすことをいう。
不同沈下が起こると、家全体が均等に沈下するのではなく、一方向に斜めに傾く。
本来、水平・垂直を保っていなければならない、建物の構造を支える部材が、不同沈下によって平行四辺形や台形に歪み、一ヵ所に荷重が集中するので、建物に大きなダメージを与えるからである
未完成(随時情報追加予定)
○不同沈下は軟弱地盤で起こる。
家全体が均等に沈下するのではなく、一方向に斜めに傾き、建物が不揃いに沈下を起こすことを不同沈下もしくは不等沈下(ふとうちんか)という
○何故沈下が起こるのか、簡単にいうと
住宅を建てた場合、基礎と地盤の接地面では、上からの建物荷重とそれを下から支えようとする地盤の強さ(地耐力)が、力比べを行なう。
この力比べで地盤が勝てば、良好な地盤と評価され、建物は健全に何十年も維持されるが、地盤が軟弱で地耐力が弱いと、建物を支えきれずに沈下が起きる。
○沈下は土に含まれる水分が搾り出されて起こる
地盤の沈下を現象面でみると、土が含んでいる水が、上からの荷重により絞り出されるように
排出され、その逃げていった水の体積分だけ地面が低くなる現象である。
土質によって含んでいる水の量(含水量)や水の通しやすさ(透水性)などが違い、その土質も地盤の至る所で複雑に混ざり合っていて簡単に区分けできない。
沈下は、砂質土と粘性土とで大きく挙動が異なる
不同沈下には即時沈下と圧密沈下がある
怖いのは圧密沈下である。
○即時沈下。
砂質土は透水性が高く、荷重を掛けた途端に土中の水が移動し、沈下はすぐに終了する。これが即時沈下である。
即時沈下は建物を建設している最中に発生し終了するので、通常は竣工して時間が経過してから問題が発生することはない。
○圧密沈下
粘性土の場合は透水性が低く、その割に含水比が高いので、地盤に荷重が掛かった場合ゆっくりと土中の水が移動し、沈下も時間を掛けて進行する。これが圧密沈下である
○不同沈下のほとんどは圧密沈下
住宅などで、年数を経て顕在化する地盤沈下問題のほとんどは、この圧密沈下によるもの。即時沈下とは違いすぐに結果が出るわけではなく、また粘性土でも透水性の違いや粘土層の厚さの違いなどがあり一律に沈下してくれない
○圧密沈下は不同沈下を同時に引き起こすことが多い。
擁壁の裏側部分について
コンクリートの擁壁は、工事の時点で裏側をかなり掘らないと施工が不可能であり、必ず後で埋め戻されている。
また、元々から地山のなかった部分に、擁壁を造って盛り土されているケースもある。その為、図のように固い所と柔らかい所があり、両方にまたがって家を建てると傾く可能性がある。
ひな段造成など切り土と盛り土が混在しているような場所、または昔水路などがあった場合など、盛り土が不均等な場合は不均等に沈下する。
○自然に形成された軟弱地盤(もともと何万年も前から軟弱地盤)
住宅建築に際してほとんどの場合何らかの基礎補強対策が必要となる。
○人為的に形成された軟弱地盤
a.造成、盛土
精度の悪い造成地
盛土直後の着工 擁壁裏の埋め戻しが不十分
b.埋め戻し
埋設物除去後の埋め戻しが不十分
ガラ・浄化槽・植栽など
c.埋設物
埋設物をそのままに着工
ガラ・樹木・ごみなど
| 段階 | 不同沈下障害の状況 | 変形角の限度 |
|---|---|---|
初 期 |
モルタル外壁・コンクリート犬走りに亀裂が発生する | 1/1000 |
第1期 |
か立て床の不陸を生じ、布基礎・土間コンクリートに亀裂が入る。 | 1/1000 |
第2期 |
壁と柱の間に隙間が生じ、壁やタイルに亀裂が入る。窓・額縁や出入口枠の接合部に隙間が生じ、犬走りやブロック塀など外部構造に被害が生じる。 | 5/1000 |
第3期 |
柱が傾き、建具の開閉が不良となる。床が傾斜して支障を生じる。 | 10/1000 |
最 終 |
柱の傾斜が著しく倒壊の危険がある。床の傾斜もひどく使用困難である | 15/1000 |
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