木造住宅を住宅街に
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住宅街に建つレッドシダーの家



限られた容積をより広く見せるデザイン性と家事の動線に配慮した「優しい」木の家
カナダ産の針葉樹を使ったスタイリッシュなエコ住宅

耐久性や断熱性に優れたレッドシダーを使用した、木造住宅。

家にいる時間が他の家族よりも断然長い奥さん。
奥さんの使いやすいよう、家事の動線には拘った間取りを考えた

掲載:「木の家}VOL4



ログハウス風の住宅 C-050
施行例19 住宅街のログハウス住宅
 

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1木造住宅を住宅街に  素材

 

 外観に木の見える家
周囲は大手のメーカーの家が多く建ち並ぶ普通の住宅街。
 ありきたりの家はいやだが、周囲から浮くようなデザインの家も困る。

Nさんが選んだのは、耐久性や断熱性に優れたレッドシダーを使用した、木造住宅。


 家の外観にほんの少しでもいいから「木」がみえるかどうか。 そんな視点で住宅街を歩いてみると、想像以上に木を使った家が見当たらないのに気がつく。
勿論防火法的な規制が多いのもその大きな理由だが
 「木造住宅は耐久性が・・どうもよくないのでは」  というのが理由だろう。

 耐久性に優れたレッドシダー
レッドシダーが耐久性に優れているというのが、大きなメリット。

家に対する三つの希望
家に対する希望は3っつ。
機密性があって、暖かいこと、明るいこと、風通しが良いこと。

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2 住宅街に建つレッドシダーの家 機密性と暖かさ

希望をみたしてくれたレッドシダー
レッドシダーの家は3っつの条件をすべてみたしてくれた。
概観は自然な味わい。内部の壁・天井に貼ったレッドシダーの色合いが暖かい、居心地の良い気持に
してくれる。
写真上;レッドシダーのサイディングとシックイの白が美しいコントラスト
写真下右:オーストラリアの枕木を使った囲い


カナダ産の針葉樹
 キャンベル・シダーハウスは、その名の通り、カナダ産の針葉樹、ウエスタン・レッドシダーで造られている。豊富な雨量と温暖な気候に恵まれたブリティッシュ・コロンビア州一帯に生育し、まっすぐで美しい木目の長尺材を取ることができるのが特徴。

  その他にも、ヤニの少なさ、断熱性や耐久性の高さ、扱いのしやすさなど、住宅に適した長所をたくさんもった木である。

ウエスタン・レッドシダー

また、ブリティッシュ・コロンビア州では、ウエスタン・レッドシダーの生産量を、伐採量が上回らないように管理されている。その意味でもキャンベル・シダーハウスは、まさにエコ住宅と呼ぶにふさわしい。


気密性、暖かさ、明るさ、風通

実際の間取りをたたき台にして設計を考える

Nさんは、家を新築することになったとき、三つの条件を掲げた。気密性があって暖かいこと、明るいこと、風通しがよいこと、の三点だ。そしてログハウスであればなおいい。しかしログハウスはメンテが大変だ。そこで2×6の木造住宅にまとを絞った。資料は数十社から集めたというが、その中でNさんのおめがねにかなったのがフロンティアワールドというわけだ。

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3 住宅街に建つレッドシダーの家 オープンな雰囲気の室内

和室と寝室以外は可能な限り間仕切りせずに扉の開閉をせずに移動できるようにした

実際の家を見る
特に決めてとなったのは八ヶ岳に建てた物件を見学させてもらったことだという。その物件はかなり大きな別荘だったが、Nさんはその物件を基準に、自分たちが求める住宅に間取りをなおしていったのである

設計の基本をきめるひとつの方法
なるほど、気に入った物件があれば、Nさんのように設計の基本をきめるのも、いい方法だろう。Nさんは建築関係の仕事についているので、図面を理解することができるのだが、そうでない人でも、完成時のイメージがより具体的になるので、メーカーに要望を伝える際も、互いにイメージを共有しやすくなる

オープンな感じの室内
Nさんの家に対する思想が形になって表れている部分をいくつか紹介しよう。
Nさんがまずこだわったのは、オープンな感じの室内にすること。和室と寝室以外は、可能な限り仕切りをもうけず、扉の開閉をせずに行き来できるようにした。





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4 住宅街に建つレッドシダーの家 大きな吹き抜け

  明るさを開放感を得るため、吹き抜けを大胆に取り入れた。広々としたリビング。窓ガラスは紫外線カットのものを採用。 明るくて暖かいので、真冬でも暖房が必用ないという。

階段をリビングの中に設置

吹き抜けも当初の計画にはいっていなかったが、明るさと解放感を得るために、大胆に取り入れた。
もう一つは、階段をリビングの中に設置すること。
「多くの在来住宅の場合は、玄関をはいってすぐの所や廊下の突き当たりに階段があって、しかも両側が壁にかこまれていることが多いんですよね。あれが、どうしても気になったんですよ」

オープンな家
オープンな家をめざすなら、一階と二階が完全に隔絶していては面白くない。階段に一階と二階を行き来するという機能だけではなく、積極的に存在理由とデザイン性を持たせたい。そんな発想だ。
「階段の裏側もきれいでしょ」
そうNさんは満足げに言う。みえるから美しく仕上げたのではない。

実際にはかえって広くなるように感じる
  「ここはこんなものでいいや」という発想を捨てたのである。
階段をリビングにおくと、リビングが狭くなるような気がしますが、実際にはかえって広くなるように感じると思いませんか」
白い壁も一役かっているのだが、階段が、吹き抜けや二階とのつながり感を生んでいるのである。
つながり感を大切にすることは、とても大切だ。それは家具の選び方にもいえることである。

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5 住宅街に建つレッドシダーの家 内部はログハウス風

  写真上左:ログの手摺 
    右:太い棟木のログ。それを支える丸太の柱。
  写真下左:階段は丸太を加工したハンドメイド 。オープン         なので裏からも良く見える
階段、手摺、天井のテッペンにある棟木・・・ハンドメイドの丸太を随所に取り入れ、家の内部はログハウスの 雰囲気。まるで別荘にいるよう。

家族への愛情も家づくりに大切な要素

 「ダイニングテーブルは、ブラックチェリーなんですが、これはシダーのカウンターとの馴染みのよさで選びました」
 テーブルは、対面キッチンのカウンターに寄り 添うように、まるで作り付けの家具ように見える。
 デザイン性だけでなく、キッチンをはじめとする水回りの設計には、奥様への配慮が感じられる。
動線を重視した設計
「以前住んでいたマンションのキッチンは、家の一番北側にあって、壁に向かっていたんです。ここに引っ越してからは、お客様がいらしても、話をしながら料理できるし、大きな窓が視界に入るのでとても楽しいですね。






6 住宅街に建つレッドシダーの家 家事の動線を重視

上右:二階の廊下 突き当たりは寝室の扉
上右:室内でもシンメトリックなデザインの美しさ
下左:図書室
下中:デッドスペースを物置に利用


 
 料理をしながら洗濯
 それから、キッチンと洗面所をつなげてもらったのも助かっています。料理をしながら洗濯をすることもありますから、効率がとてもいいんです」
 家事の動線を重視した設計になっているのである。

奥さんの使いやすい間取りに

  「一番長く家で過ごすのは彼女ですから、彼女の満足が第一だと思いました」 とはご主人の弁。

  どうやら、これが四つ目の、いやいや、最も大切な条件だったようだ。
  雰囲気が良くても使いづらい家では何にもならいい。 家にいる時間が他の家族よりも断然長い奥さん。その 奥さんの使いやすいよう、家事の動線には拘った間取りを考えた。

床に転がって吹き抜けを見上げる

 「お客様にも好評で、ほめられるとうれしいものですね。小さな子供が、床に転がって吹き抜けを見上げていたりすると、よかったなあって思います。私もソファに寝そべって吹き抜けを見上げるのが大好きですから」

N邸の大きく明るい吹き抜けには、幸せが満ちていた。















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