リビングが住いの中心

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建築例13 大黒柱と螺旋階段

リビングには暖炉があり煙突はとそとに




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間取り例d030 




大黒柱と螺旋階段のある家

 「リビングは家族と住いの中心です。それを象徴するのが大黒柱と螺旋階段です。子供達にはそんな家で田舎暮らしをさせたい」 と考えたSさん、横浜のマンション住まいから千葉への移住を決意。
 千葉県内の30ヶ所以上の土地を共に見て回り、緑に囲まれた現在の土地を選びました。
 この環境にはぴたり。期待通り、子供達はどろんこになり千葉での田舎暮らしを満喫しています

 設計ではリビングに徹底的にこだわりました。リビングは家の中心、皆の顔が見えることが家族の絆を強める。そしてその中心には丸太製の大黒柱と螺旋階段螺旋階段 があります。
 
○オーナープロフィル
  年齢:30代後半(建設当時)
  職業:開業医

写真:大黒柱と螺旋階段とは最初から必須アイテムでした。室を広く使いたいのと外観的な面白さからチムニーは外に出し全面石を貼り。6角形のリビング、螺旋階段が変化与え雰囲気を出しています。


一階平面
リビングの中心に丸太の螺旋階段

子供が小さいうちは仕切らず一つの部屋に
扉を二箇所設け二つの部屋に分けられる
よう設計しました。
リビングの中心に螺旋階段

図面上の番号、または下の画像をクリックすると拡大表示されます。

千葉の田舎暮らしに合った外観

千葉の住い 玄関


リビングは住宅の中心 

リビングから外をみる


台所

浴室の板貼り


リビングから続く吹き抜け

屋根裏部屋


洗面所

リビングと共に大事な子供部屋






 

大黒柱と螺旋階段

リビングの中心には大黒柱と螺旋階段  螺旋階段は一般的に柱を中心に曲線を描いているのですが、S邸では4段目までが螺旋で残りは直階段です。いわば「半螺旋階段」です
 リビングには太いログの丸太が大黒柱として家を支え、その大黒柱を中心にこの螺旋階段が二階へと続いています。
 この大黒柱と螺旋階段が家族の生活の中心になっています。

大黒柱と螺旋階の素材

 丸太を半割にしたダグラスファー(樅の一種)丸太を加工して作りました。 手摺摺も丸太作りです。
大黒柱は太い(直径40cm位)の丸太が屋根の棟木を支え、文字通り「大黒柱」として家を支えています。構造的にも、精神的にも家の中心になっているのです。

螺旋階段とは

リビングの中心には大黒柱と螺旋階段
 


 階段といっても、まっすぐのびる「直階段」、L字型に折れている「かね折れ階段」、U字型におれて踊り場もある「折返し階段」、ステップが螺旋状になっている「螺旋階段」と種類があります。

 螺旋階段は柱を中心に弦巻のように曲線を描いた階段のことを指し、上からみると円形になっています。
ですが、この家の場合は下が螺旋 上が上が直線状に伸びています。 直階段になっています。

 2階、3階(又はロフト)へと続く階段も工夫することで、省スペースで設置することができ、より広スペースを作ることできます。  


                 

螺旋階段のメリットをデメリット

 この家の階段は下が螺旋上が直線状に伸びている「半螺旋階段」になっています。
一般的な螺旋階段のい螺旋階段のメリットとデメリットを説明しましょう。

螺旋階段のメリット

ロフトから見下ろす勉強部屋


@ 通の階段は踊り場が必要となりますが・螺旋階段は円筒の形の空間を貫くため、普通の階段よりも少ないスペースで作ることができます。

A 螺旋階段は、光を遮らないため、自然な光が降り注いで、明るい空間となることもメリットとして挙げられます。

B螺旋階段は、1階と2階が吹き抜けの空間のように繋がります。そのため、自然と光が降り注ぎ、明るい空間を作ってくれるのです。

住宅設計の際、普通の階段であれば、「階段はここに設置しなければいけない」といった制限がでてきてしまいますが、螺旋階段は、部屋の中央やダイニングキッチンの近くなど、好きな場所に設置 できるので、設計の自由度が高いのです。
C螺旋階段は、開放的な作りになっているため、部屋を広くみせてくれます。

螺旋階段のデメリット

螺旋階段 @普通の螺旋階段なら、回転しながらの上り下りとなるため階段をふみはずしてしまうのではないかという心配がなりますが、螺旋の部分は4段目までなのでこの家の場合はデメリットになりません。

A普通の螺旋階段なら家具などの大型のものの搬入、搬出は、クレーンを使用して2階の窓からの出し入れるなどの手間と費用がかかりますが、そういう問題も発生しなくなります。

B他の階段の場合、階段の下のスペースを収納スペースやトイレにしたり、 階段の一段一段を引き出しにして、小物を収納するスペースを作るなど、有効に活用することができます。   

 しかし螺旋階段の場合、階段の下が空いてはいるものの、他の階段のように階段の下に広いスペースを確 保することはできません。
螺旋階段

C冷暖房が効きにくい
 開放的なることによって、空調の効率が悪くなります。冷暖房を入れていても、螺旋階段から冷気や暖気が 逃げいってしまうのです。 これは、螺旋階段のデメリットともいえます。(この家の場合は断熱性に優れているのでその心配は不要です)

大黒柱と螺旋階段 外観と庭

部屋を広く使うためと外観のため、チムニーボックスを外に出しています。   家から広い庭を見る
あちこちに遊び道具があります。
ベランダ   家から広い庭を見る
庭のフェンス
側に石で組まれた池があり、その周りには、花や木が植えられています。
 

玄関屋根を支える丸太組(柱と梁)
丸太と鉄製の門がマッチしています。

庭のフェンス   玄関屋根


大黒柱と螺旋階段 家内部の様子

将来は二つの室に分ける予定で扉は二つ用意している、子供達がまだ小さいうちは仕切らずに大きな室で仲良く一緒に。   玄関の横には4.5畳があり、普段は扉を開け、リビングと一体化しています。
子供部屋   和室

子供たちが薪ストーブに近づけないよう木の囲いがあります。
 
機能重視したシステムキッチンに。床はむくのバーチ(樺)
薪ストーブ   キッチン

ロフトから見下ろす勉強部屋。左の手摺こしにリビングを見下ろし、机の上にはパソコンを置いてます。
 
ハシゴを登って屋根裏部屋へ。晴れた日の夜には天窓から星空が見えます
勉強部屋   ロフトと大黒柱

広い庭の眺めを楽しめる浴室。子供達と一緒に入れるよう浴槽、洗い場ともにゆったりと。どろんこになっても大丈夫なように直接外からも入れます。  

ダイニング
右側に階段の螺旋の部分が見えます。

 

浴室   ダイニングと螺旋階段


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