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 大規模ログハウス建築 「朝霧スクエア」



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  • 木造建築物の場合500uを超える場合、建築基準法上
      を大規模 建築物の範疇に入る。
  • 木造の大規模ログハウス建築、特に大型のログハウスに はいろいろ の工法が組み合わさる。単に大きいばかりで はなく ログハウスつくりの高度な経験、知識、技術が要求 される
  • ログハウスとしては日本で最大級の大きさである
      「朝霧スクエア」を紹介する。機械工作機の大手メーカー 「株式会社アマダ」の迎賓館兼研修施設である。
              

    1 大規模ログハウス建築 「朝霧スクエア」

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    1大規模ログハウス建築 朝霧スクエア 目次

    ※番号をクリック→希望の項目に飛ぶ

  • 1.大規模ログハウス建築 「朝霧スクエア」 全体

    朝霧スクエアは3っつの建物を
    回廊でつないでいる。

    ■建物規模
  • センター棟(388坪)
  • 宿泊棟(254坪)
  • 研修棟(257坪)
  • 廻廊(延長87m)
      合計  3棟+廻廊=約1250坪


    ■図と写真の説明
    センター棟: 図面左 写真右奥
    宿泊棟  : 図面下 写真下
    研修棟  : 図面右 写真下

    上空からの全景

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    2.大規模ログハウス建築 「朝霧スクエア」 センター棟

    ■規模と内容
     延べ床面積 1280u(388坪 )

    一階:玄関,ロッカールーム、
         シャワールーム
          
  • 二階:受付、レストラン、ラウンジ、
      鉄板焼きコーナー
          
  • 八角形のラウンジの中央には,大黒
      柱として直径150cm、推定樹齢 500年の巨木が立っている




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    3.大規模ログハウス建築 「朝霧スクエア」 研修棟

    センター棟より回廊を歩き研修棟へ。
  • 研修棟は大教室2部屋と10人前後収容の
      セミナール ームが4部屋ある。
     ほかに ロビールーム、屋根裏の娯楽室、トイレなど
    写真説明
    右:大教室
    下左:ロビーの太い筋交い。構造的にも重要だが 
        あえて意匠として見せている
    下右: ロビーの内部。 暖炉を囲んで丸太の壁が
        ダイナミックでおちついた雰囲気

    研修棟  左:ロビーは丸太組工法   右奥に見える大研修室はピースエンピース工法
    平面図1階

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    4.大規模ログハウス建築 「朝霧スクエア」 宿泊棟

    宿泊棟の構造はポスト&ビーム工法と丸太組み工法を組み合わせている。

    宿泊室。  下三段は丸太組、その上にポストと柱。 
            間は塗り壁で圧迫感を避け、自然な落ち着いた雰囲気を表現 
    平面図1階

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    5.大規模ログハウス建築 「朝霧スクエア」 回廊


    3っつの建物を回廊で結んでいる

    右図の説明 
    左がセンター棟  途中に四角く見えるのは
         休憩所。そのまま真っ直ぐいくと研修棟
         右に曲がると宿泊棟に向かう


    写真説明
    センター棟から中心部へ向かう。(奥の高い部分)
    そこを 右に曲がり宿泊棟へ


    センター棟より中心部(コーナー部分)へと向かう     中心部を右に曲がり 階段を下りて宿泊棟へ
    日本最大のログハウス 日本最大のログハウス

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    6.大規模ログハウス建築 「朝霧スクエア」建築過程


    センター棟の大黒柱


  • 建物全体のシンボル的な存在
     推定樹齢500年 直径150cmの巨木
     である。
  • 大黒柱に向かって、傘の骨状に10数 本の梁がを走り、巨大な空間を覆う
      屋根を支えている。
     細くみえるがこの梁は直径35〜40cm 太い丸太である。





     大黒柱の加工                   日本の伝統的な仕口、継ぎ手をログハウスに 適用 している

    日本最大のログハウス
  • この大黒柱を立ち上げるため周囲に4台の大型クレーンを
      配置して支えた

  • シンボル的な存在であると同時に構造上も
     重要な役割を果たしている。







    放射状に走る登り梁の途中から三重の同心円状に梁が走り
    構造全体を強固にしている


  • センター棟の小屋組み




    宿泊棟のログの躯体完成

    hotelログ内部











    平面図1階

    (4)研修棟 


    構造的な基本はポスト&ビーム、それに
    一部丸太組工法組み合わせた

    写真右:ロビーと廊下を分ける部分に太い
       丸太の筋交いを配した。



    写真下:
    丸太の躯体が完成したところ。左に回廊部分
    右手は大教室

    (5)回廊 

    構造体はポスト&ビーム。一部鉄骨造
    床は丹念に加工した枕木。

    写真右:回廊の中心部(休憩室)左はセンター
          棟へ右に曲がると宿泊棟へ


    写真下:センター棟(左)から鉄骨を組み
       これに丸太のポスト&ビームを絡ませる



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